ルービックキューブソルバーの使い方
ソルバーを使えば、崩れたキューブを4つのステップで揃えられます。手順(アルゴリズム)を覚える必要はありません。回し方はプログラムが計算し、どう動かせばよいかまで示してくれます。

1. キューブの色を入力する
センターの色が画面のキューブと同じになるようにキューブを持ちます。白のセンターが上、緑のセンターが手前です。センターは動かないので、ほかのステッカーがどこに入るかの目印になります。
パレットで色を選び、その色のステッカーを順にクリックしていきます。同じステッカーを何度かクリックして、6色を順番に切り替えることもできます。何も塗られていない状態から始めたいときはクリアですべてのステッカーを消し、リセットで揃った状態のキューブに戻せます。
スクランブルをいちばん早く入力できるのはカメラスキャナーです。各面をウェブカメラやスマートフォンのカメラに向けるだけで、色を読み取ってくれます。
2. すべての面を確認する
3D表示で一度に見えるのは3面だけです。下にある回転ボタンか、キーボードの左右の矢印キーでキューブ全体を回すと、残りの面も確認できます。目のボタンを押すと手前の面が透けて見え、レイヤーのボタンを押すと隠れた面がキューブから離れて表示されるので、6面すべてを一度にチェックできます。
平面で見たい場合は、FlatタブやKociembaタブでキューブを展開図にしましょう。すべてのステッカーが一度に見えるので、手元のキューブと見比べやすくなります。
3. 「解きます」を押す
画面と手元のキューブが一致したら、解くを押します。ソルバーはまず、各色がちょうど9個ずつあるか、6つのセンターがすべて違う色かを確認します。さらに解答ページでは、ステッカーを1枚間違えただけで起こる問題、つまりエッジの反転、コーナーのねじれ、2つのパーツの入れ替わりも検出します。
解答は新しいタブで開くので、ステッカーを直しに戻る必要があっても、入力したスクランブルはそのまま残ります。
4. 手順どおりに回す
色を入力したときと同じ向きでキューブを持ち、再生ボタンを押すか、1手ずつ進めていきます。各手順は矢印付きの小さな図でも示され、最初の状態から完成まで順に並びます。2xの表示は、その面を180度(半回転)回すという意味です。

動画で見たい方は、こちらの短い動画で同じ手順を紹介しています。以前のバージョンのサイトで録画したものなのでボタンの見た目は異なりますが、使い方は同じです。

オンラインでキューブを回して遊ぶ
ソルバーはバーチャルなルービックキューブとしても使えます。スクランブルを押すとランダムに崩れるので、面を回すボタンや、キーボードのF、R、U、B、L、Dキーを使って自分で揃えてみましょう。各ボタンは1つの面を時計回りに90度回し、アポストロフィ付きのボタン(F'、R'など)は反時計回りに回します。全画面のバーチャルキューブなら、こちらのオンライン ルービックキューブ シミュレーターもお試しください。
決まった配置を作りたいときは、スクランブル欄に回転記号を入力します。たとえばR U R' U'のように入力し、チェックボタンを押すと一度に適用され、再生ボタンを押すと1手ずつアニメーションで動きます。アポストロフィまたは小文字は反時計回り、2は180度回転を表します。スライスムーブ(M、E、S)やキューブ全体の持ち替え(X、Y、Z)にも対応しています。
ソルバーが解答を見つける仕組み
このプログラムは、ヘルベルト・コシエンバ(Herbert Kociemba)の2フェーズアルゴリズムを使っています。彼のソフトウェア「Cube Explorer」にも使われている方法です。第1フェーズでは、限られた種類の回転だけで完成できる状態までキューブを導き、第2フェーズでそれらの回転だけを使って完成させます。全体として短い解答が見つかるまで、2つのフェーズの組み合わせを探し続けます。
3x3キューブはどんな状態でも、半回転を1手と数えて20手以内で揃えられます。「神の数字」と呼ばれるこの上限は、2010年に証明されました。ソルバーはこの手数の解答を目指しますが、お使いの端末では見つけるのに時間がかかりすぎる場合、24手までの解答で妥協します。
これらの処理はすべてブラウザ内で行われます。探索の前にプログラムが参照テーブルを作成するため、端末によって数秒から1〜2分ほどかかります。
「解けない配置」と表示されるのはなぜ?
ステッカーの並びが、すべて実際にありうるキューブの状態だとは限りません。分解したキューブを適当に組み立て直した場合、解ける確率は12分の1しかありません。エッジが反転していたり、コーナーがねじれていたり、2つのパーツが入れ替わっていたりして、どう回しても元に戻せないことがあるのです。
とはいえ、ほとんどの場合はステッカーの入力ミスが原因なので、画面と手元のキューブを1面ずつ見比べてください。すべてのステッカーが正しければ、キューブそのものを直す必要があります。キューブを分解して、揃った状態に組み立て直しましょう。詳しくは解けないルービックキューブについての解説をご覧ください。
解答に出てくる文字の意味は?

D:下の面を時計回り
各文字はキューブの1つの面を表します。F(前)、B(後ろ)、U(上)、D(下)、L(左)、R(右)です。文字だけのときは、その面を正面から見て時計回りに90度回します。アポストロフィ付き(R')は反時計回り、2付き(R2)は180度回転です。
初心者向け解き方ガイドの回転記号の解説では、すべての動きを図で紹介しています。
ルービックキューブを自分で揃えてみよう
ソルバーは困ったときに助けてくれますが、解き方を覚えるほうがずっと楽しく、見た目ほど難しくもありません。初心者向けルービックキューブの解き方ガイドでは、6つのステップで1層ずつキューブを揃えていきます。すべてのケースに図があり、覚える手順もほんのわずかです。キューブ百科サイトのRuwixでは、パズルの歴史や記録、上級者向けの解法を紹介しています。
よくある質問
ルービックキューブソルバーは無料ですか?
はい、無料です。パソコン、タブレット、スマートフォンのウェブブラウザで動作し、インストールもアカウント登録も必要ありません。
解答は何手ですか?
通常は20手以内です。処理の遅い端末では、長く待たせないよう、少し長めの24手までの解答を返すことがあります。
崩したときの手順を逆にたどるだけではないのですか?
ソルバーは、キューブがどのように崩されたかを知りません。見ているのは現在の状態だけで、そこから完成までの短いルートを独自に見つけます。
2x2、4x4、ピラミンクスも解けますか?
それぞれ専用のツールがあります。2x2ポケットキューブ ソルバー、ピラミンクス ソルバー、4x4ルービックリベンジ ソルバーをご利用ください。
